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2019年8月6日火曜日

『旧高山本線』について。

おはようございます。
今回は、作中の鉄道を切り口にして糸守のことを考えてみました。

ネットで得た情報ですが、糸守のモデル候補地を考えるときに、ギリギリ東京まで日帰り可能な場所で、ということもあったらしいですね。
(どこかで読んだ記憶があるのですが、詳細は…すみません)

小説版だと、瀧が三葉を探しに行くときに、自分が三葉として糸守で生活していたとき、よく踏切を通っていたのを思い出して、
『飛騨のあの辺りの鉄道が通っているところ』
という基準で、鉄道沿いを探せば見つかるはず、と考えていました。

鉄道が通っている、というのは、糸守の重要なファクターだったのです。

鉄道がある風景って、いいですよね。
三葉が東京に行くとき、美濃太田行きの列車に乗る、あのシーンの情景は素晴らしいと思います。
鉄道ファンでなくても、鉄道っていいな、と思えるくらいなので、やっぱり素晴らしいんだと思います。

考察に関しては、鉄道に詳しくない素人観点、ということでお願いしたいと思います。


三葉捜索の旅で、瀧が手に入れた地図は2013年度版で、その地図には『旧高山本線』という表記があります。
ということは、2013年の彗星災害発生以前に、すでに実在の高山本線が『新』高山本線として存在していて、糸守を通っている別路線としての『旧』高山本線がある、ということになります。

単純に、実在しない鉄道、という意味で実在しない路線名を登場させているだけなのかもしれません。
ですが、例えば、『糸守鉄道』とかじゃなくて、あくまで『旧高山本線』というネーミングで、その旧高山本線が新線開通後も廃線を免れ、3セク化もされずに、JR『旧高山本線』として生き残っている、というのは、物語の背景としても興味深いです。

かつては鉄の町、という設定なので、昔は貨物関係でわざわざ糸守経由で鉄道を通した、ということでしょうか。そこをショートカットするように新線が開通した、みたいな。
鉄道を引いた経緯とか、町の成り立ちの経緯とか、結構複雑な事情もありそうですし。政治力も影響ありますよね。

仮に、糸守町が飛騨の神岡周辺だとすると、旧高山本線のルートは、坂上駅と打保駅の間から東(作中では北になるのかな?)に迂回して、糸守町の門入地区、坂上地区あたりを通って山間を抜け、打保駅と杉原駅の間で元の路線に戻る感じかな、などと想像してみました。坂上という駅名は本当にあるのですね。

富山方面…⇔杉原駅⇔門入駅(仮)⇔坂上駅⇔…美濃太田方面

日中何本か(2時間に1本程度)は旧高山本線経由の列車がある、といったところでしょうか。

そして、悪ノリついでに想像をふくらませると、三葉が乗車した駅の規模は、一つの町の玄関駅としては寂しい感じがしますので、もしかすると、町内に駅が2つあるのかもしれません。

メイン駅なら、流石に駅舎くらいありそうな感じがします。

なので、役場の近くに町の玄関駅があって、他にもう一つ駅があり、もしその駅が高校を降りた辺りだとすると、駅の名前としては、『門入駅』のほうがしっくりくる気がします。地方に行くと、大字名が駅名になっているところが結構ありますし。

三葉は家の最寄り駅から乗車したと思われますので、高校の方まで行かずに、別の駅を利用したかもしれません。
そうすると、坂上地区あたりにありそうですかね。まあ妄想の域はでませんが。(高山本線に本物の坂上駅がありますし)

と、ここまで鉄道ありきの話を膨らませてしまいましたが、実際には、糸守のあの地形だと、鉄道が通るのには厳しい感じはします。

Google Mapを利用しています。

イメージとしては、こんな感じですが、瀧の2013年度版の地図にあった、『旧高山本線』だと、鉄道が通っている方角がまた違いますし、高校の辺りを通ってないので、通学時には踏切を渡らない事になってしまいます。

もちろん、フィクション上の鉄道路線なので、色々辻褄が合わなくても、それでいいんだと思います。『現実には存在しない場所』の『あくまでイメージ』としての鉄道ですかね。それでも想像が膨らむのは、はやり本当にあるのではないか?と思ってしまう作品力。これに尽きるのではないでしょうか。

さらに、もう一つ。

糸守から東京に日帰りで行けるのか?という疑問。
これは乗換案内で調べてみました。

2019年現在の情報での調べですので、2013年当時は今と状況が違うのかもしれませんが、あくまでシロウト調べということでお許しを。大幅に間違っていたときはツッコミ入れてください!

まず、朝、飛騨の山中を出て、名古屋経由で東京へ。

確かに6時台の電車に乗れれば美濃太田に10:00前に着けるみたいなので、お昼くらいに東京まで行けそうです。
ただ、登校中に突然行ったわけですから、どんなに早くても8:00前後ですよね。

そうすると、今の時刻表では乗れる電車がないようです。

それでも、時刻表的には、もし8:00前後に乗れる電車さえあれば、当日の午後くらいには東京に付ける距離ではあるということです。
特急に乗るともっと早く着けるのかな?

そして、帰りです。

実際に新幹線で名古屋経由、高山本線で飛騨古川方面に帰るには、東京18:20の新幹線のぞみ249号(2019/07/27調べ)が『終電』になります。これに乗らないと、当日中に飛騨まで帰れません。

ただし、高山本線の下り最終は坂上駅止まりのようです。

終電で帰れる場所ということになると、糸森町を経由している『架空の高山本線』では、終電が坂上駅止まりではなく、猪谷駅まで走っているのではないかと。

本当に、ギリギリ日帰りのラインなんですね。


三葉上京の朝。
山の位置関係が糸守の地図と合わない気もしますが、素晴らしいシーンです。
どんな気持ちで列車に揺られていたのか、想像するとまた泣けてきます。


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